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HOME > ハーブ図鑑  > アキレア(ヤロウ)
アキレア(ヤロウ)は和名をセイヨウノコギリソウといい、庭の花としておなじみのハーブです。
土壌を選ばず寒さにも強く、旺盛に茂ります。
ボリュームもあるので庭で群生させると見事です。

アキレア(ヤロウ/ミルフォイル)の基本情報

アキレアとは

アキレア Achillea millefolium(キク科)

多年草(常緑)
【耐寒性】-10〜-20度
【サイズ】最大120p
※鉢植えの場合は鉢の大きさに比例
【樹形】草
【主な用途】 観賞
【花色】 白・赤・黄


アキレア(ヤロウ)とは?

【アキレア(ヤロウ)の特徴】

POINT  アキレアの特徴

・良く茂る
・花の色ははっきりしている
・葉は細かいブラシ状
・大繁殖するので栽培は容易


アキレアは細かい花が密集して咲く美しい植物です。
日本では西洋ノコギリソウとして昔から庭花としておなじみです。
ハーブとしては主にアキレアもしくはヤロウ、ミルフォイルという名前で呼ばれます。
葉はたくさん茂り、細かなブラシのような美しい形で見栄えもします。
たくさんの花茎を立ち上げて満開になるとボリュームもあり、見ごたえがします。

【参考】アキレア(ヤロウ/西洋ノコギリソウ) 苗


赤い種類は生花コーナーの切り花でもよく見かけます(ただし水上げは悪いので注意)。
幾つか園芸種があり、最近は色数も増えてきましたが、栽培が容易なのは昔ながらの赤と白になります。
原種系はとにかく頑丈なため、寒冷地でも放置で育ちます。


アキレア(ヤロウ)について詳しく!


Contents 目次

【Chapter:1】アキレア(ヤロウ)ってどんな植物?
 ・アキレアの花
 ・アキレアの形
 ・アキレアの香り
 ・アキレアの葉

【Chapter:2】アキレアの性質は?
 ・アキレアの生育環境
 ・アキレアの耐寒性
 ・アキレアの育て方

【参照】 アキレアが欲しいときは? ほかの種類との見分け方は?


【Chapter:1】アキレア(ヤロウ)ってどんな植物?

【アキレアの花】

アキレアは伸びた花茎の先に細かい花が平たい房状に密集して咲きます。
春から脇枝のない花茎を伸ばし、その先端に花が付きます。
株が若いうちは花茎も少なめですが、株が充実してくるとたくさんの花茎を出すようになり、満開になると見事です。


【アキレアの形】

アキレアは地表近くに細かな切れ込みの入った葉を密集させて茂ります。
茎は地表を這うように広がっていき、その節々に新芽を出します。
花の時だけまっすぐ上に高い花茎を立ち上げます。
常緑の多年草のため、厳冬期でも青々とした葉が見られます。


【アキレアの香り】

そのままでは香りませんが葉をもむとかすかにキク系の香りがします。


【アキレアの葉】

葉は細かな切れ込みが入り、ブラシのようになっています。
観賞用の品種にはシダのような形の葉のタイプもあります。

【Chapter:2】アキレア(ヤロウ)の性質は?


POINT  アキレアの性質

・土は選ばない
・湿った粘土でも大丈夫
・寒冷地でも無対策で冬越しできる
・大繁殖する


【アキレアの生育環境は?】

アキレアはほかの主要なハーブと同様に日あたりを好みますが半日陰でもそこそこ育ちます。
ハーブの中では珍しく土壌を選ばず、湿った土でも粘土質でも平気です。
また非常に頑丈で、極端な寒さに当たっても常緑のままです。
土の養分はあってもなくても大丈夫ですが、繁殖力が強いので養分は少なめのほうが扱いやすいでしょう。


【アキレアの耐寒性】

アキレアは冬も常緑で、霜に当たっても雪に埋もれても平気です。
根は浅いですが、地表近くで葉が茂るため根覆いも必要ありません。
地植えであれば−15度以上の寒さでも放置で冬を越すことが可能です。


【アキレアの育て方】

アキレアは全体的に頑丈で手がかからない植物で、暑さにも寒さにも強いハーブです。
基本的には放置気味で良いですが、とにかく繁殖して広がっていくため、適当に刈り込んだ方が良いです。
茎は地表を横に這っており、同時に地下でも根が横に広がっていますので、増殖を防ぐ場合はそちらも切って取り除きます。


アキレアは虫の害は受けにくいですが、花茎だけはアブラムシが付きやすいので、花が終わったら枝を軽く刈り込んでおきます。
また、原種(白)はこぼれ種でガンガン増えていきます。
そうでなくても広がって繁殖する植物のため、余計な繁殖を指せないためにも花が咲き終わったら種を付ける前に刈り取っておいたほうが良いです。


とにかく頑丈なアキレアですが、花色が黄色の系統だけは弱いです。
育てたい場合は複数用意しておいた方が良いでしょう。


アキレアはこぼれ種で増えるものの、園芸用に種を購入して撒くと発芽率は極端に悪いです。
よく黄色の種が販売されていますが、発芽はかなり困難です。
種で増やせるのは原種の白か赤のみで、それ以外の花色は苗を購入したほうが確実です。


なお、赤と白は交雑しやすく、放置しているとこぼれ種から薄ピンクの花が生えてくることがあります。
交雑を防ぎたい場合は花が終わる前に花茎を刈り取ります。

【参照】アキレア(ヤロウ)が欲しいときは? 見分け方は?

【入手方法】

アキレアは種も苗も販売されています。
一般的には黄色の種が販売されていますが、発芽率は非常に悪いです。
また、白や赤であれば生花コーナーの切り花を放置しておけば種が取れますが、水あげが悪いので種が熟さないことも多いです。
確実に入手したい場合はやはり苗を購入したほうが無難です。

アキレア(ヤロウ/西洋ノコギリソウ) 苗


【ハーブの専門店で購入する】
アキレアはハーブの専門店で購入したほうが良いです。
一般の園芸店で見かけるのは背が高く茂る原種の白・赤・園芸用の黄色くらいです。
最近は色も豊富になっており、また背の低い矮性品種も出ているので、ハーブ専門店のほうが色々選べます。

【参考】 アキレア(ヤロウ/西洋ノコギリソウ) 苗


【園芸店やホームセンターの園芸コーナーで購入する】
アキレアは薬用ハーブとしてより庭の花として親しまれているため、園芸店でも比較的よく見かけます。
ただし、やはり原種系の白・赤・園芸用の黄色がほとんどです。


なお、アキレアは別名が多いため、園芸用としてはアキレア、セイヨウノコギリソウ、もしくはミルフォイル、 ハーブとしてはヤロウと書かれていることが多いです。


【アキレアの見分け方】

ハーブの専門店ではない園芸店や種苗店、あるいはホームセンターの園芸コーナーでアキレアを探す場合、 その特徴で探し当ててみましょう。
主に葉と株の形で見分けることになります。

花が咲いていないとわかりにくいので、何か手掛かりが欲しいという時は以下のような部分を観察してみてください。


【特徴1】葉の形で見分ける
アキレアの葉は細長く、極端に細かな切れ込みが入っています。
葉は立体的で細かなブラシ状のタイプと、平たいシダ状のタイプがあります。
地面の株の中心や地表を横に這う茎から葉が出ています。


【特徴2】形で見分ける
アキレアの葉は地表近くの低い位置で茂ります。
花茎以外に高く上へ伸びる茎は出ません。
そのため、花の時期以外は背が低いです。


【特徴3】香りで見分ける
葉を傷つけるとかすかにキクのような香りがします。
※お店の売り物では葉に傷をつけることはしないでください。


【特徴4】花で見分ける
アキレアの花は小さな花が花茎の先端に密集して咲きます。
穂のような形ではなく、どちらかというと平らな横広がりな形になります。
ひとつひとつの花はとても小さく、キク科ですがキクのような形とは違って花弁は短いです。




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アキレア(ヤロウ/西洋ノコギリソウ) 苗