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HOME > ハーブ図鑑  > マジョラム
マジョラムは、料理用として親しまれているハーブです。
強めの香りが特徴でトマト料理と相性がよく、バジルやオレガノと共にイタリア料理に良く使われます。
育てやすく柔らかな緑の葉も美しいハーブです。

マジョラムの基本情報

マジョラムとは

マジョラム Origanum majorana(シソ科)

多年生・宿根草(低木)
【耐寒性】-6〜-10度(※防寒時)
【サイズ】最大40p

【主な用途】 観賞
【花色】 白


マジョラムとは?

【マジョラムとは?】

POINT  マジョラムの特徴

・葉を料理に使う
・葉の香りは強い
・挿し芽がしやすい
・草のようだが根元は木質化する


マジョラムはオレガノの仲間で、特に料理用・スパイス系ハーブとして知られています。
強い香りですがオレガノよりはまろやかで甘みのある香りです。
トマト料理のほか、肉料理にも魚料理にも幅広く使われるハーブです。

【参考】 ハーブ 苗 スイートマジョラム


オレガノとの違いですが、マジョラムとオレガノは近縁グループで、品種の違いと思って良いでしょう。
マジョラムは根元が木質化しますがオレガノは木質化しません。
耐寒性ではマジョラムのほうがやや劣ります。


マジョラムについて詳しく!



【Chapter:1】マジョラムってどんな植物?

【マジョラムの特徴】

マジョラムはオレガノの仲間で、宿根草ですが根元が木質化する低木の性質も持っています。
一般的にはスイートマジョラムとポットマジョラム(フレンチマジョラム)が知られています。
スイートマジョラムは名前の通り甘みを感じる香りで、ポットマジョラムはやや辛みのある香りとなります。


【マジョラムの花】

スイートマジョラムの花 スイートマジョラムの花。
花茎を伸ばし、先端に丸い粒が重合してそこから花が咲く。 オレガノ・ミクロフィラを純白にしたような花。


マジョラムの花は白く小さな花で、見落としてしまいそうなほど地味ですがかわいらしさのある花です。
特にスイートマジョラムは丸いガクが集まり、その隙間から白い花が飛び出してくるユニークな花です。


【マジョラムの樹形】

マジョラムは草本性とされますが、根元が木質化する低木の性質も持ち合わせています。
ややうねりながら伸び、シーズンが進むと徐々に木質化します。
匍匐性とまではいかないものの、やや這うように横広がりに広がります。


【マジョラムの香り】

そのままでは香りませんが、葉をこすると強い香りがします。
スイートマジョラムはやや甘みを感じる強い香りで、フレンチマジョラムはやや辛みを感じる香りです。
オレガノよりはまろやかさがありますがかなり強い香りなので料理には控えめに使うと良いでしょう。


【マジョラムの葉】

スイートマジョラムの葉は先の細くなった楕円形といった形をしています。
フレンチマジョラムの葉はやや細めで先端が尖り気味になります。

【Chapter:2】マジョラムの性質は?


POINT  マジョラムの性質

・日あたりを好む
・通気性のよい土を好む
・挿し芽が容易
・やや耐寒性が低め


【マジョラムの生育環境は?】

頑丈で適応力もあり、放置していると適当に繁殖して広がっていきます。
枝が地面に設置したまま放置しておくとそこから根付きます。
土壌はごく一般的な普通の土で大丈夫です。

マジョラムはほかのハーブと同様に日あたりを好み、通気性が良くて濡れてもすぐ乾く土を好みます。
乾燥に関してはオレガノよりも耐えられます。


【マジョラムの耐寒性】

オレガノ系統の中では耐寒性はやや低めとされます。
北関東の平野部でも冬季は地上部がなくなり休眠します。
寒冷地でなければ根さえ生きていれば大丈夫なので耐寒性が低めとはいえ冬越しの心配はしなくて良いでしょう。
ただし小さな鉢だと根がやられて枯れてしまうため、少なくともプランター以上のサイズは必要です。
寒冷地では鉢上げして室内に移動するか、根覆いをして陽射しのあたる軒下に移動するなど保温に努めます。


地上部がなくなって休眠している場合は、根は生きているため暖かい日には水を与えておきますが、 日数を開け、与えすぎないようにします。
無事に冬を越せれば春に新芽が芽吹いてきます。


【マジョラムの育て方】

マジョラムは勢いよく伸び、オレガノよりは脇芽も出やすいことからさほど手もかかりません。
水切れなどで枯れる寸前になることがありますが回復力は強いため、根さえ生きていれば意外と復活します。


苗は初夏に一気に成長します。
細かい根もぎっしり増えるため、株が大きくなったら植え替え(鉢増し)をしますが、あまりにも大きくなった場合や、 年数が経って株が古くなった場合は挿し芽・茎伏せをして若返りを図ります。


水やりは乾き気味で良いですが、水分が足りているほうが葉が大きくなり良く茂ります。
見た目よりは肥料分を必要としないため、園芸用培養土を使っているなら肥料は追加しなくて大丈夫です。


花が咲いた後辺りから木質化の進行が早まります。
冬が涼しめの地方では冬に木質化部分も含めて地上部が枯れて春に新しく緑の茎が生えてきますので気にしなくて大丈夫でしょう。
花が咲くと新芽の成長が止まりますので、収穫を続ける場合は花茎を切って取り除きます。


冬は涼しい場所では地上部が枯れて休眠します。
たまに水やりを行います。
寒い地方では根覆いなどで根が凍り付かないように管理します。


【参照】マジョラムが欲しいときは? 見分け方は?

【入手方法】

マジョラムの種は大抵の場合スイートマジョラムか稀にフレンチマジョラムになります。
発芽は比較的容易ですが、すぐに収穫したいという場合は苗から育てる方が良いでしょう。

【参考】ハーブ苗 スイートマジョラム(一覧)


【ハーブの専門店で購入する】
マジョラムが専門店で見つからない場合はオレガノのコーナーに置いてあることが多いです。
稀にワイルドマジョラムと書いてあるものがありますが、ワイルドマジョラムはいわゆる料理用オレガノになり、少し香りが違います。

ハーブ 苗 スイートマジョラム


【園芸店やホームセンターの園芸コーナーで購入する】
園芸店で扱っているマジョラムは、スイートマジョラムもしくはフレンチマジョラムの場合がほとんどです。
スイートマジョラムはノッテッドマジョラム、フレンチマジョラムはポットマジョラムと書かれていることもありますので探してみてください。


【マジョラムの見分け方】

ハーブの専門店ではない園芸店や種苗店、あるいはホームセンターの園芸コーナーでマジョラムを探す場合、 その特徴で探し当ててみましょう。
マジョラムとして販売されているものは、スイートマジョラム(ノッテッドマジョラム)、 フレンチマジョラム(ポットマジョラム)、ワイルドマジョラム(料理用オレガノ)がありますので、この三種類を見分けるようにします。


【特徴1】葉で見分ける
スイートマジョラムの葉は先がやや細くなる楕円形で、すべすべした印象の明るい緑の葉です。
フレンチマジョラムは葉脈付近で中折れになりやすく、先が尖った印象を受けます。
オレガノの葉はうっすら産毛が生えていて、先端がわずかに尖っています。
また、オレガノは涼しい季節には葉がやや紫みを帯びます。


【特徴2】樹形で見分ける
スイートマジョラムは根元や太い枝が木質化します。料理用オレガノは木質化しません。


【特徴3】香りで見分ける
葉を痛めない程度にそっと触れて香りをかいでください。
料理用のオレガノはピザソースのような強い香りがあります。
マジョラムのほうがやや柔らかで甘みを感じる香りです。


【特徴4】花で見分ける
売られている苗の状態で花が咲いていることは稀で、特に料理用に特化した品種は花が咲きにくいです。
料理用オレガノは花茎を立ち上げて先端に白からやや薄いピンクの花を密集させます。
スイートマジョラムは花茎の先端に丸いガクを密集させ、その隙間から白い花が飛び出る感じです。 フレンチマジョラムの花も白になります。


【代表的な品種は? 選び方は?】

代表的な品種は二つになります。


【スイートマジョラム】
スイートマジョラム ノッテッドマジョラムとも。
名前の通り、やや甘みを感じる香りのマジョラム。
花は画像の通り、丸いガクの隙間から白い花が出てくる。
主要な茎は木質化する。
樹形はややうねりがち。


【フレンチマジョラム】
ポットマジョラムとも。 やや尖り気味の葉になる。
スイートマジョラムよりは多少耐寒性は上。


マジョラムと比べられることが多いオレガノについて知りたい場合はオレガノの詳細ページがありますのでご覧ください。
【関連記事】 ハーブ図鑑 > オレガノ



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