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ハーブを霜から守るには、まず気温低下のタイミングを知っておくことが大切です。
霜への対策は霜が降りる前に行うものなので、寒くなる前から準備しておきましょう。
耐寒性がある植物でも霜には弱いことがあるので、どれだけ霜にあてずに済むかが肝心です。

風や霜への対策

強い霜への対策

いつから霜の対策を始めればよいのか、どんな品種が霜に弱いのか、霜が降りる前のシグナルや、初心者でもできる防霜シートの設置のコツ、万が一霜焼けしてしまったときのレスキュー法まで詳しく解説します。


Contents 目次

【Chapter.1】霜が降りる前に
 ・いつ頃から注意が必要?
 ・予兆はあるの? シグナルは?
 ・霜に弱い品種の見極め方

【Chapter.2】霜への対策
 ・霜対策について
 ・霜への対策方法
 ・防霜シートの設置の仕方
 ・ダメージを受けてしまった場合
 ・霜よけを外すタイミング

【Chapter.3】霜よけに必要な道具
 ・霜よけに必要な道具
 ・シート類
 ・支柱
 ・根覆い

【まとめ・関連記事】
 ・まとめ
 ・関連記事

寒冷地でハーブを育てるうえで、もっとも身近で油断ならないのが霜(しも)の害です。
しっかり備えて、大切なハーブを冬の寒さから守りましょう。


【Chapter.1】霜が降りる前に

【いつ頃から注意が必要?】

1日の最低気温が5度前後になると突発的な気温低下で霜が降る温度まで低下することがあります。
天気予報で急激な温度低下が予想されたときは霜への準備を始めましょう。
季節的には北関東の山間で10月半ばごろで、寒冷地で標高も高いような場所では10月の初頭にいきなり霜が降りることもあります。


このころは耐寒性が強い植物もまだ寒さ慣れしておらず、 冷たい夜露や急な霜にあたると傷む可能性が高くなります。
寒冷地では非耐寒性の作物はこの頃には収穫が終わっていると思いますが、 多年生で半耐寒性の植物はいきなり大ダメージを受けることもあるので、 早めの防御が必要になってきます。


北関東でも平野部の暖地では、年末や年明けの冷え込みに注意が必要になります。
平野部で霜が降りることは滅多にありませんが、1月下旬の厳冬期には稀に霜が降りたり凍ったりする場合もありますので、念のため準備をしておきましょう。

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【予兆はあるの? シグナルは? 】

秋が進むと、木枯らしともまた違う、うっすら晴れて風も強くない割には冷たい風が吹き付けてくるような日が出てきます。
その年の気候にもよりますが、稲刈りが終わってひと段落着いた頃になるかと思います。
このような冷たい風が吹くようになるとしばらくして夜露が降りるようになります。


この夜露が降りるようになったら霜が近いサインです。
特に、夕方の時点ですでに露(つゆ)が降り始めているなら夜間に霜(しも)に変わる危険性があります。


露が降りるようになったらそろそろ準備を 霜の前兆として、早朝に草の葉の上に細かい白い粉のような水滴、つまり露(つゆ)が見られるようになります。
さらに冷え込むと露から霜へと変化します。


降りたのが露(つゆ)の場合は、早朝に庭を見ると一面がうっすらと白いものの、すぐに消えます。
これが霜(しも)になると、白い中にラメが入っているようにキラキラして見えます。
露が霜に変わる前に対処を終えておきましょう。


強い霜 更に強い霜になると、遠見にはうっすらと雪が覆っているように見えます。
近づいて見ると弱い霜とは結晶の長さが違います。


このような強い霜に対処無しで耐えられるのは何度か冬を経験した丈夫な種類でないと難しいです。
その冬の初霜でここまで強い霜になることは考えにくいですが、霜になる前の露の時点で対策を終えておくようにします。


CHECK! 霜が降りるシグナル

・夜間に5度を下回ったら注意
・朝起きて露が降りていれば準備を
・夕方に露が降り始めると危険サイン
・2度あたりから露が霜に変わり始める

霜の予兆となる露が降りたら、霜への対策を急いで済ませましょう。
鉢植えなどは軒下に移動させるのが簡単ですが、建物の向きや位置、風向きによっては軒下でも霜の被害を受けることがあります。
朝に降りている夜露を観察し、露に濡れたり湿気ったりしていない軒下であれば安全です。


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【霜に弱い品種の見極め方 】

非耐寒性のハーブはともかく、寒さに強いはずのローズマリーやラベンダーなどの中にも霜に弱い品種が存在します。
いくつか特徴があるため、兆候が見られたら早めに霜への対策を施しておきましょう。


CHECK! 霜に弱い品種の特徴

・寒くなると葉が黒ずんだ色に変化する
・寒くなると葉が病的に色あせる
・実際に霜に当たると葉が霜焼けになる
・暑さに強い、または暑さを好む
・葉が斑入りである
・入手して一年未満である


【葉の色が変わるタイプ】

ローズマリーは耐寒性がある品種が多いですが、中には耐寒性が低いものも存在します。
寒さに当たると葉の色が変わる品種がいくつかありますが、【赤く変わる】タイプは多少の寒さに当たっても大丈夫です。


注意が必要なのは【黒く変わる】タイプで、このタイプは寒さに弱く、霜に当たると葉が焼けてしまい、最悪の場合は枯れてしまいます。
ローズマリーの中ではレックスやパインが該当します。
黒くツヤのある黒銅色といった感じで一見すると元気そうに見えますが、寒さによる反応です。
何とか生き延びると春暖かくなってから緑色に戻ります。


寒さに当たると葉の色が【病的に色あせる】タイプも耐寒性が低めのタイプとなります。
まるでハダニの害のように粉のような斑点で色あせていく兆候が出たら寒さでダメージを受けた現れです。
霜焼けまでは行っていませんので、よく日が当たり寒風の当たらない場所へ移動させれば春に回復します。
ローズマリーの中ではモーツァルトブルーやヒスティルペリゴード、ブルーラグーンが該当します。
また、このタイプはブルーラグーン以外は耐寒性を多少獲得でき、翌年は同じ程度の温度であれば耐えられるようになります。


実際に霜に当たった場合、注意が必要なのは葉が【炭のように黒く変色】した場合です。
上で挙げたローズマリー・レックスやパインのようなツヤのある黒銅色ではなく、炭のような黒に変色します。
まるで炭化したように見えますが、強度の霜焼けです。
黒く変色した部分は戻らず、すでに枯れています。
バジルなどの耐寒性のない場合は一発でこの状態になりますが、ローズマリーでも新芽部分が黒く焼けることがあります。
タイムは強い霜に当たると赤茶色く枯れたような色になりますが、本体部分や霜に当たっていない部分が緑であれば大丈夫です。


【寒さに弱いタイプ】

暑さに極端に強い品種はそもそも暖かい場所で生まれた種類であることが多く、耐寒性が低い場合が多いです。
斑入り品種やゴールドリーフは、暑さだけでなく寒さにも弱いので冷え込む前に守備を固めておきましょう。


小さく若い苗もまだ耐寒性を獲得していないため、特に寒風と霜へ注意が必要となります。
また、大きく育っている苗でも秋以降に伸びた新芽は柔らかいため、霜で焼けてしまいがちです。
大株の場合はあえて新芽を剪定してしまうか、霜焼けしても放置して春に整える形でも良いでしょう。


耐寒性が低く霜にやられやすいハーブとしては、ローズマリーであればゴリツィアやポイントデュラス、あるいはフォタブルー、ギルテッドゴールドなどが該当します。
ラベンダーに関してはストエカス系(フレンチラベンダー)や葉がフリンジ系の種類は耐寒性がありません。
また、ゼラニウム系も寒さに弱く、霜に当たると溶けるように枯れてしまいます。
これら以外では、名前にレモンがつくハーブは耐寒性がないものが多いです(※レモンバームとタイム系を除く)。


逆に霜に強いハーブとしては、地面を這うタイプのタイムが耐性を持ちます(斑入りやゴールドリーフを除く)。
特にロンギカウリスタイムやウーリータイムはかなり強度の霜にも耐え、十分に育っていれば無対策で霜焼けしつつも春まで生き延びることが可能です。


【Chapter.2】霜への対策

【霜対策について】

寒冷地では気温が5度を下回ったら霜の危険が出てきます。
夕方辺りから気温の低下と共に露(つゆ)が降りはじめ、暗くなると霜(しも)に代わり始めます。
さらに2度まで下がると夜間にはマイナスまで下がる可能性があるため、寒冷地では5度の時点を目安に霜への対策を済ませます。

  • 寒冷地での気温は5度が目安
  • 鉢植えは霜が当たらない場所へ移動
  • 地植えは防霜シートなどで対処
  • 日差しは確保する
  • 防寒具で蒸れないように注意

寒さに強いハーブでも晩秋や初冬のうちはまだ寒さに慣れておらず、霜で葉が焼けて枯れてしまうことが多々あります。
特に半耐寒性程度の強さの植物では一度で枯れることもありますので注意が必要です。

冬越しに必要な資材については別ページでお話ししていますので合わせてご覧ください。

【関連記事】:寒冷地対策 > 冬越しの必需品

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【霜への対策方法】

【鉢植えの場合】

鉢植えの場合は霜の当たらない軒下の壁際などへ移動させると良いでしょう。
物置や納屋などの屋根の下や内部でも良いですが、 日が当たらない場合は地温・室温が上がらないため、人の住まない屋内では逆に低温すぎて耐えきれない場合があります。
外で日の当たる軒下のほうが冬越しという面では生き残る可能性が高くなります。
霜の当たらない場所が確保できない場合は防霜シートを設置します。


【地植えの場合】

庭に地植えの場合も霜に弱いタイプや若い新芽を守りたい場合は防霜シートの設置となります。
植物の周囲に支柱を立て、支柱にシートを留め付けます。
大型に育っているローズマリーなどで枝がしっかりしている場合は、薄く軽いシートであれば直接巻き付けることも可能です。


【地面の霜への対策】

植物の本体だけでなく、根元の地面への霜対策が必要になることもあります。
霜柱が代表的ですが、寒冷地では霜柱を通り越して地面そのものが凍結する場合もあります(凍みる/しみる)。


霜柱に関しては地表の厚み数センチだけの霜であるため、大型に育った立性のローズマリーなどであれば根が深いため、株元の根覆いだけで充分です。
害を受けやすいのは地面すれすれを覆うように広がる匍匐性のタイムなどで、霜柱で株ごと浮き上がってしまう場合があります。
土やシートをかぶせるか、踏みつけて地面に再び埋めるかなどの対処が必要になります。


霜柱や地面の凍結対策は別にページを用意しますのでそちらでご確認ください。

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【防霜シートの設置の仕方】

霜よけに使うシートは空気と多少の日光を通す薄いシートが良いでしょう。
植物の周囲に支柱を立てて支柱にシートを留め付けます。
軽い霜の場合は薄いシートは1枚で充分ですが、寒冷地の強い霜の場合はシートを二重に巻くなどの工夫をするとより安全に過ごせます。

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霜も風も同じシートで防げますが、設置の際に上部を解放した場合は風よけ、上部も閉じた場合は霜よけとなります。
蒸れを防ぐには上部を解放したいところですが、霜は上から降りてくるので、霜よけの場合はどうしても上部を閉じる必要が出てきます。
この場合は蒸れを防ぐために周囲に余裕を持たせ、どうしても直接ハーブに巻きつける場合はやや緩めにしておきます。


寒冷地では樹木に直接シートを巻きつけているのを見かけると思いますが、小型のハーブはシートの重みに負けてしまうのでシート類は支柱に留めつけたほうが安全です。
シートと植物が触れない程度のスペースを空けて設置します。
シートと触れている部分は冷たい外気に触れているのと同じですので、若い枝先などは黒く霜焼けしてしまうことがあります。
できるだけシートには触れない程度の余裕を持たせます。


大型に育っているローズマリーなどは直接薄いシートを巻いても耐えられますが、枝がやや乱れます。
春になったら剪定などで整えましょう。
小型の場合や植木鉢の場合は、朝顔などに使う円形支柱を立て、そこに巻いて針金などで留め付けるのが簡単な方法です。
もしくは袋状に縫い、隅を切って穴をあけて通風口を作り、円形支柱にかぶせて留め付けます。

シートの種類や設置の仕方は別ページでお話ししていますので合わせてご覧ください。

【関連記事】:冬越しの必需品 > シート類の種類
【関連記事】:冬越しの必需品 > シート類の使い方

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【霜焼けしてしまった場合の対処方法】

ローズマリーに防霜シートを巻いても、シートに触れていたり外気が直接入る隙間に接していた部分などでは、 若い枝先が霜焼けして黒く折れ曲がって枯れてしまうことがあります。
この部分は見た目は気になりますが、春まで放置して大丈夫です。
取り除く時期の目安としては、春先の気温が上がり、新芽が動き出す直前が良いです。
新芽が動き出すまで放っておくと、枯れた部分が邪魔になり、新芽がその部分を避けて曲がって生えてくるのでそれ以前に取り除きます。


ロンギカウリスなどの匍匐性タイムは寒さに当たると赤くなりますが、強い霜に合うと霜焼けして茶色く枯れたような色になります。
枯れた部分は触ってみると水分がないようなパサつきやかさつきが出てきます。
霜に当たっていない部分が赤や緑であれば本体は生きていますので大丈夫です。
軽い霜焼けであれば春になると緑に戻りますが、強い霜焼けの場合は茶色く枯れたままですので、春の剪定で刈り取ってしまいましょう。


イングリッシュラベンダーやラバンディンラベンダーは、葉が霜に当たるとパキパキに乾いたように枯れていきます。
株元や枯れた葉の付け根に新芽が出ていれば本体は生きているので大丈夫です。
イングリッシュ系ラベンダーの場合は真冬が強剪定の時期で、ラバンディン系ラベンダーも春の新芽が動き出す前であれば剪定しても花芽が伸びますので、 新芽が生きているようであれば適切な時期に剪定してしまいましょう。

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【霜よけを外すタイミング】

気温の低下前にハーブにかけ始めた霜よけのシート類は、日がよく当たる場所で薄いものを一重であれば冬の間中かけっぱなしで大丈夫です。

  • 基本は春先までかけっぱなし
  • ハーブの種類によって適切な時期が異なる
  • 段階的に薄くしていくのも手
  • おおむね3月ごろが頃合
  • 遅霜の恐れがある日だけ復活させる

霜よけを春先に外すタイミングはハーブの状態によって異なります。
ローズマリーは新芽の動きが早いため2月末には取り除きたいところですが、まだ霜が降りる時期ですので、2重等になっているのであれば一重に戻して様子を見ます。
寒さ自体には慣れ、弱い霜になら耐えられるようになっているため、3月に入ればそろそろ取り除いて大丈夫です。
心配であれば昼間だけ取り除き、夜間だけ使うようにします。


イングリッシュラベンダーの場合はそもそも耐寒性がかなり高いため防霜シートが必要ない場合もあるのですが、 使用していた場合は早めに取り除きます。
イングリッシュ系は他の系統のラベンダーよりも花芽の形成が早いため、育成も先手先手で打つ必要があります。
ラバンディン系は花芽の形成がイングリッシュ系よりも遅いうえに耐寒性も劣るため、霜よけを取り除くのは3月まで待ちます。


例年、3月の遅霜で春苗や伸びた新芽などが被害を受けやすいため、心配であれば3月のうちは夜間のみ軽い霜よけを設置し、昼間は日光に当てるようにすると安全です。
寒冷地では5月上旬まで不意打ちのような遅霜が発生することがありますので、天気予報で霜注意報が出た場合は前日のうちに霜よけを復帰させます。



【Chapter.3】霜よけに必要な道具

ハーブ本体の霜をよけるのに必要なものは主に支柱とシートになります。
根元や地面の霜を軽減するためには根覆いやグラウンドカバーが必要になります。
これらは通気性が確保できる資材を選びます。

冬越しに必要な資材については関連ページに詳しくまとめてあるのでご覧ください。
【関連記事】:寒冷地対策 > 冬越しの必需品

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【シート類】

シートは主にハーブ本体の霜を防ぐために使われます。
寒冷地では樹木に巻き付けてあるのをよく見かけますが、寒風と霜の両方から守るためです。

  • 支柱に留め付けたほうが安全
  • ハーブに巻きつける場合は薄くて軽いものを使う
  • 通気性を確保する
  • 白の寒冷紗か不織布が適切
  • 地面の場合はマルチを使用する

ローズマリーやラベンダーなどの低木系ハーブは枝が細く折れやすいため、ハーブ本体に巻き付けるよりは支柱を立てて巻き付けたほうが安全です。
どうしても本体に巻き付ける場合は、薄く軽いシートを用意します。
【関連記事】:冬越しの必需品 > シート類の種類
【関連記事】:冬越しの必需品 > シート類の使い方


適しているシートは白の寒冷紗と、白で薄いタイプの不織布です。
この2種類は軽く薄く、軟らかくて扱いやすいのがポイントです。
黒の寒冷紗は地面の保温や霜対策に敷かれることがあります。
地面を覆う場合は、主にマルチングと呼ばれるシートを使うことがあります。
黒マルチが代表的ですが、透明タイプもあります。


地面そのものを保温したい場合は黒マルチで良いですが、例えば匍匐性の植物を守りたい場合などでは日光が足りなくなってしまうため、 透明のシートを選びます。
この場合、蒸れ対策として穴の開いたものを購入するか、自分で穴をあけましょう。
シートをマルチングに使う場合は地面に専用の留め具やピンで差し込んで留め付けるか、レンガなどの重しで固定します。

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【支柱類】

支柱は主に、まっすぐな棒タイプと、シートをトンネル状にかけるときに使うU字タイプが販売されています。
地植えや植木鉢1つずつにシートをかけるときはまっすぐなタイプの支柱を使うことが多いです。
U字タイプは主にトンネル用ですが、植木鉢を複数並べて全体にシートをかける場合にも便利です。
【関連記事】:冬越しの必需品 > 支柱類


鉢植えなど、小型の苗を1株ずつ守りたいときに適しているのが朝顔用の円形支柱です。
複数段の円形の輪と3〜4本の支柱で成り立っています。
これを立てて、支柱にシートを巻きつけると楽です。
サイズによっては袋の底を切って筒状にしてかぶせることもできます。
この方法が一番確実で楽でしょう。

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朝顔の円形支柱と同じような利用の仕方ができる意外なものに植木鉢スタンドがあります。
横から見ると台形状になるものが多いのでシートをうまく留め付けないとずれてしまいますが、 支柱と違って台を置くだけなので非常に楽です。

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【根覆い】

根元・株元や地面の保温には根覆いを使います。
広範囲にする場合はシートの欄でも触れたマルチが有効ですが、1株ごとに守る場合は、根元にバークチップなどの保温性のあるものを被せます。


注意点として、バークチップや腐葉土は有機物であるため、湿気を吸ったり、虫の温床になることがあります。
冬の間に虫が冬眠、春に這い出してきたり卵を産み付けられたりする可能性があるため、根覆いに使った場合は春先に撤去、処分します。


変わった方法としては、ロンギカウリスタイムなどの極端に霜に強い匍匐性の植物を根元に植えるという方法もあります。

ロンギカウリス

霜にも強い耐寒性のグラウンドカバー植物
【関連記事】ロンギカウリスの詳細




【まとめ】


CHECK! 風や霜への対処のポイント

・気温が5度を下回ったら注意
・晩秋10月終わりから11月に要注意
・その年最初の寒風が被害甚大
・まずは軒下へ
・鉢植えは内側と外側で守りあう
・薄手のシートと支柱をうまく使おう


霜対策は、「霜が降りてから」ではなく「気温が5度を下回り、露が降り始めたタイミング」で早めに済ませることが成功のコツです。
防霜シートや支柱をうまく活用し、ハーブが直接冷気に触れない工夫をしてあげましょう。
万が一葉が黒ずんでしまっても、中心部や株元が生き生きしていれば春にしっかり復活してくれます。焦らず正しいタイミングで冬越しを乗り切りましょう。

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