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HOME > ハーブ図鑑  > ローズマリー  > 料理におすすめの種類
タイムの中でも料理に使いやすい種類や、香りの違いによる選び方、使い方のコツをまとめたページです。
実際に育てた品種の中から紹介します。

料理用タイム

料理に使えるタイムの種類

タイムは種類によって香りや葉の印象に違いがありますが、基本的にどのタイムも料理に使えます。その中でも、特に料理用としてよく選ばれるのは、定番で香りが良く、使いやすい種類です ここでは特に料理向きなおすすめの品種を説明していきます。


Contents 目次

【おすすめ】料理向きのタイム
 ・料理向きの代表的な品種
 ・料理向きのタイム選び

【おすすめ】料理向きのおすすめ品種
 ・コモンタイム
 ・レモンタイム
 ・シルバークィーンタイム
 ・オレンジバルサムタイム
 ・フレンチタイム
 ・ワイルドタイム
 ・フォックスリータイム

【おすすめ】料理での使い方
 ・料理での使い方
 ・調味料にもできる
 ・乾燥保存して使える

【その他】
 ・料理用に育てるときのポイント

【関連記事】
 ・まとめ
 ・関連記事


【おすすめ】料理向きのタイム

【料理向きの代表的な品種】

料理向きのタイムの品種は、まず定番として使いやすい種類と、香りに特徴のある種類です。最初の一株なら基本の風味を楽しみやすいもの、少し違いを楽しみたいなら爽やかな香りのものを選ぶと分かりやすいです


まずは、料理用の定番で頑丈なコモンタイム。
ピリッと感と爽やかさが欲しければレモンタイム。
甘い香りが良ければオレンジバルサムタイム。
いずれも立性のタイムの中では代表的な種類で、育てやすい品種になります。

【関連記事】:コモンタイムの詳細
【関連記事】:レモンタイムの詳細
【関連記事】:オレンジバルサムタイムの詳細

タイムは、基本ともいえるタイムらしい香りというものがありますが、 品種によって香りの系統があります。
いらゆるタイムらしいスパイシーながらコクとうまみを持つ香りがコモン系、ピリッとした中にも軽やかでさわやかな柑橘のような香りを持つのがレモン系、 数は少ないですが甘いオレンジ系の香りもあります。


料理に使うならやはり香りが良い品種、かつ成長の速い品種から選びたいところです。
タイムは香りづけのほか、食材の保存性を増すためにも使われます。
また、料理に使うには日常的に収穫しても剪定からの回復が早い(=成長の勢いが良い)品種が適しています。


成長が早い匍匐系にも料理向きの品種があります。
まず、タイムの原種の一つであるワイルドタイム(セルピルム)。
タイムとしては葉が大きく、コモン系の香りでありながら少しまろやかなブロードリーフタイム。
この2種はタイムの中でも【マザーオブタイム】と呼ばれてきたほど、基本のタイムです。


このページでは上記の代表的な種類以外にも料理におすすめの品種がありますのでそちらも解説していきます。
また、タイムの品種をまとめた一覧も別ページでご覧いただけます。

【関連記事】:ハーブ図鑑 > タイムの品種一覧


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【料理向きのタイム選び】

料理向きのタイムは、まずは欲しい香りの系統で選ぶと良いでしょう。
そのうえで、どんな料理に使いたいかを思い浮かべると、自分に合う種類が見つけやすくなります。
基本的な3つの系統の香りは以下の通りです。


【定番の風味を楽しみたい場合】

タイムらしい香りをしっかり楽しみたいなら、まずはコモン系の香りが向いています。
煮込み料理や肉料理に合わせやすく、料理用タイムの基本として扱いやすい種類です。
スープなどの汁ものとも相性が良く、まるでコンソメのようなうまみをコクを出すことができます。

POINT  コモン系の香りの特徴

・肉料理に向く
・煮込みや汁物にも向く
・スパイシーな香りだが深い風味
・料理用として使いやすい
・頑丈で育てるのが簡単

コモン系はタイムの中でも最も基本で、原種系タイムの一つです。
さらに良い香りのものを選抜した品種がフレンチタイムとなります。
匍匐性のワイルドタイムやブロードリーフタイムもコモン系の香りの原種で、ヨーロッパでは古くから定番のハーブです。


【爽やかな香りを楽しみたい場合】

少し軽やかな香りを楽しみたいなら、レモンタイムのような爽やかなタイプが向いています。
魚料理や鶏肉料理など、コモンタイムよりももう少し爽やかさが欲しい料理におすすめです。
また、ハーブティーの定番でもあり、料理だけでなく、飲み物や軽いお菓子に使いやすい点も魅力です。

POINT  レモン系の香りの特徴

・魚料理に向く
・煮込みや汁物にも向く
・辛みと酸味、爽やかさのバランスが抜群
・料理用として使いやすい
・ハーブティーの定番

レモン系は、立性・匍匐性ともに強い香りが特徴です。
また、斑入りやカラーリーフなどのバリエーションも多く、香りと観賞の両方を楽しめるグループです。
どれもスカッとした香りが特徴です。


【まろやかな香りを楽しみたい場合】

オレンジ系の香りのタイムは少ないですが、基本的には立性のオレンジバルサムタイムがオレンジタイムとして使われます。
サラダなどのソースや果物、スイーツのほか、ハーブティーにもお勧めの香りです。

POINT  オレンジ系の特徴

・ハーブティーに向く
・サラダや果物にも向く
・甘くまろやかな香り
・お菓子用として使いやすい
・ハーブティーの定番

タイムはどれも少しピリッとした辛味を持ちますが、オレンジバルサムタイムは刺激が少なく、まろやかで甘い香りを持つのが特徴です。
匍匐性で細葉のオレンジスパイスタイムもオレンジのような甘い香りを持ちますが、そちらはスパイスの名の通り、少し刺激感を持つ香りです。


料理向きのタイムは以上の3系統の香りと、作りたい料理のイメージで選ぶと良いでしょう。
また、育てやすさも重要です。
長く収穫して使いたいなら、まずは頑丈で育てやすい定番種から始めると安心です。


【おすすめ】料理向きのおすすめ品種

【料理向きの品種】

料理向きのタイムは、香りの違いが分かると選びやすくなります。
スパイシーさとコク・うまみが欲しければコモン系、辛みと爽やかさが欲しければレモン系、甘い香りが欲しければオレンジ系が合わせやすいです。
作りたい料理のイメージに香りを合わせて選ぶと良いでしょう。


【コモンタイム】

【コモンタイムのおすすめポイント】

・タイムらしい香りを楽しみやすい
・肉料理や味の濃いもの向き
・煮込みやローストに向く
・ハーブ調味料にも向く
・定番で使いやすい

まずは定番、コモンタイムが料理向きの筆頭です。
スパイシーな風味と、コク・うまみを持ち、肉料理のほか、煮込みや汁物の出汁にも最適です。
立性のタイムで育てやすく、頑丈なのも見逃せません。 迷ったら最初の1株に選びやすい品種です。

【関連記事】:コモンタイムの詳細
【購入】 ≫まず失敗しにくい定番から選びたい方はコモンタイム


【レモンタイム】

【レモンタイムのおすすめポイント】

・辛みと爽やかさのバランスが良い
・スパイシーなレモンを思わせる香り
・魚料理や味の軽いもの向き
・ハーブティーに向く
・定番で使いやすい

レモンタイムも定番の一つです。
ピリッとした辛味と、レモンのような爽やかな強い香りが特徴です。
立性のタイムで育てやすく、成長が早いため、たくさん収穫できるのも魅力です。
迷ったら最初の1株に選びやすい品種で、ハーブティーをメインに考えている方には特におすすめのハーブです。

【関連記事】:レモンタイムの詳細
【購入】 ≫定番かつハーブティーにも使いたい方はレモンタイム


【シルバークイーンタイム】

【シルバークイーンのおすすめポイント】

・レモンを思わせる強い香り
・レモンタイムよりは辛みが少なめ
・魚料理や味の軽いもの向き
・ハーブティーに向く
・斑入りで美しい

シルバークイーンタイムは、レモンタイムの斑入りの変種の一つです。
レモンのような爽やかな強い香りが特徴ですが、レモンタイムよりはピリッとした辛味の香りは控えめで、シャープなレモンの香りです。
枝が柔らかく少し赤みを帯び、冬になると全体がピンクに色づく美しいタイムです。

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【オレンジバルサムタイム】

【オレンジバルサムのおすすめポイント】

・甘くまろやかな香り
・タイム特有の刺激感は少ない
・果物やスイーツ向き
・ハーブティーに向く
・育てやすい

オレンジバルサムタイムは数少ないオレンジの香りのタイムです。
タイム特有のピリッとした刺激感は少なく、甘くまろやかなオレンジの香りが特徴です。
立性のタイムで育てやすく、成長が早いため、たくさん収穫できるのも魅力です。
特有の甘い香りのため、スイーツやハーブティーをメインに考えている方や、ハーブ特有の刺激感や薬っぽい匂いが苦手な方にもおすすめのハーブです。

【関連記事】オレンジバルサムタイムの詳細
【購入】 ≫甘い香りが良ければオレンジバルサム


【フレンチタイム】

【フレンチタイムのおすすめポイント】

・コモン系の香り
・コモンタイムからさらに料理向きに選別された品種
・コモンタイムより華やかな香り
・花も見ごたえがあり観賞用にも適している

フレンチタイムは、コモンタイムの中から特に香りが良いものを選別された品種で、特に料理向きとされる品種です。
香りは確かにコモン系ですが、より一層深みがあり、華やかさも感じる香りです。
料理向きに選別された品種でありながら、他の立性タイムより花の色も濃い目の美しいピンクで、さらに花付きもよく、観賞価値も高いタイムです。
手軽に鉢植えで1つ楽しみたい種類になります。

【関連記事】タイム・フレンチタイムの詳細
【購入】 ≫香り良く見た目も華やかなフレンチタイム


【ワイルドタイム(セルピルム)】

【ワイルドタイムのおすすめポイント】

・コモン系の香り
・マザーオブタイムとも呼ばれる、タイムの代表種
・少し枝先が立ち上がる匍匐系
・原種なので頑丈

ワイルドタイム(セルピルム)は、マザー・オブ・タイムとも呼ばれるほど、タイムの中のタイムといった品種になります。
原種の一つで最も薬効が高いとされ、イングリッシュワイルドタイムとも呼ばれます。
香りや花の様子はコモンタイムに似ていますが、こちらは匍匐性になります。
ナチュラルな雰囲気のグラウンドカバーにしつつ料理にも併用できる、貴重なタイムです。

【購入】 ≫グラウンドカバーと併用したければワイルドタイム


【フォックスリータイム(斑入りブロードリーフ)】

【フォックスリータイムのおすすめポイント】

・コモン系の香り
・葉が大きく使い勝手が良い
・枝先が立ち上がる匍匐系
・斑入りで見た目も美しい

フォックスリータイムは、ブロードリーフタイムと呼ばれる原種系タイムの斑入りになります。
香りはコモン系ですが、コモンタイムよりは少しまろやかで、タイムを使いたいけど強い香りは苦手という方にもお勧めです。
タイムにしては葉が大きく、匍匐性にしては立ち上がるため、やや大型に育ち、たくさん収穫することができます。
斑入りで美しいため観賞用と思われがちですが、料理用にも適した品種です。

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【おすすめ】料理での使い方

【料理での使い方】

タイムはフレッシュな枝ごとや葉だけでも使いやすく、家庭の料理に取り入れやすいハーブです。
乾燥後も香りが残りやすいので、収穫したものを保存して使いやすい点も魅力です。


【枝ごと使う】

枝ごと使う方法は、主に煮込みやスープ、下ごしらえなどで使われます。
タイムの枝を生でもドライでも良いので、他のハーブと共に数本、煮汁に入れます。
枝の部分は少し硬いため、食べる前に取り除くのが基本です。


【葉をちぎって使う】

枝から小さな葉をちぎって使う方法は、万能で使いやすくお勧めです。
肉や魚に散らしたり、下ごしらえに使ったり、もちろん汁物や煮込みにも使えます。
香りが強い品種のタイムは、少しづつ様子を見ながら足していきます。


【調味料を作って使う】

タイムは様々なハーブ調味料に向いています。
塩と合わせてハーブソルト、オイルに漬けてハーブオイル、刻んでバターと合わせればハーブバターができます。
様々な料理の下ごしらえや味付け、風味の調整に使えます。


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【調味料にもできる】

先ほども少し触れましたが、タイムはハーブ調味料にするのもおすすめです。
どの調味料も保存がききますが、タイムは古くから防腐や保存のために用いられてきたハーブなので、保存用の調味料とは相性が良いです。


【ハーブソルト】

生でもドライでも良いので、タイムの葉をちぎり、塩・粗挽きガーリック・ブラックペッパー・他のお好みのハーブを刻んだものと混ぜます。
作ってすぐそのまま調理に使えるほか、下ごしらえに使うのもおすすめです。
ハーブをドライで作れば保存も効きます。
ハーブソルトは、例えば魚のパン粉焼きなどにもおすすめです。


【ハーブオイル】

生でもドライでも良いので、タイムを枝ごと、他のお好みのハーブやスパイスとオリーブオイルに漬けこみます。
完成まで2週間ほどかかりますが、多様な調理に使えます。
こちらもハーブをドライで作れば保存も効きます。
フレッシュなハーブで作る場合はよく水気を切ってから作りましょう。


【ハーブバター】

生でもドライでも良いので、タイムを他のお好みのハーブと細かく刻み、粗挽きガーリックや粗挽きペッパーなどと一緒にバターに練り込みます。
作ってすぐそのまま調理に使えます。
バターを使うため保管は冷蔵庫となります。
フレッシュなハーブで作る場合はよく水気を切ってから作りましょう。


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【乾燥保存して使える】

タイムは乾燥後も香りが残りやすく、保存向きのハーブです。
しっかり乾かし、湿気が入らないよう密閉できる容器で保存すると長く使えます。


まず、タイムの若い枝先を収穫したら軽く水洗いして汚れを落とし、キッチンペーパーなどで水気をふき取ります。
風通しの良い場所で埃をかぶらないように乾かします。
完全に乾ききったら、清潔な容器に入れて保存します。
なるべく日の当たらない場所に保管しましょう。

※ 容器はきちんとしたフタがついていて、しっかり密閉できるものを選んでください。
※ コルク栓は見た目はおしゃれですが、湿気が入りがちです。
※ 長期保存が目的の場合は、容器の中に食品用の小さな乾燥材を入れると安心です。


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【その他】料理用に育てるときのポイント

料理用にする場合は日常的に収穫(剪定)するため、成長の速い品種を育てていくのが良いでしょう。
また、元々葉が堅いため、より硬くなってしまうような育て方は考え物です。
香り良く元気に育つよう意識してみましょう。
ポイントは剪定と水やり、少量の肥料にあります


【剪定・収穫量を増やす】

料理に使う場合、タイムの香りが一番良いとされるのは花の咲く直前ですので、この時期に大きく剪定し、乾燥保存しておくと良いでしょう。
もちろん、フレッシュで使うための枝もある程度残しておきます。


タイムは剪定することで新しい枝が増えていきます。
元気な枝を増やし、収穫量を増やすには剪定が欠かせません。
細かい枝が数多く増えてしまった場合は、透かすように剪定します。


収穫後は切断した直下の脇芽が成長を始めます。
あまり先端ばかり切っていると枝の先のほうだけが枝分かれし、立性の場合は重さで枝が枝垂れてしまったり株の形が乱れたりしますので、 時々は木質化した枝の下の方で剪定(切り戻し)します。


タイムの剪定に適した時期ですが、一般的には春先の花芽が形成される前(枝数を増やす)・花の後(花ガラの処理)・初秋(枝の乱れを直し来春に備える)の3回が適しています。
料理用に乾燥保存する場合は、花芽が形成されてつぼみが見え始める直前と、秋の再成長期の2回でも良いでしょう。
日常的に料理のための収穫(小さな剪定)を行っている場合は、初秋に株の形を整えるくらいでも良いでしょう。


【水やり】

タイムは乾燥を好みますが、強い水切れには弱い傾向があります。
地植えの場合は心配ありません。
鉢植えの場合、基本的な水やりは鉢底から水が流れるほどたっぷり与え、植木鉢がずっしりしたらOKです。
次回の水やりは【植木鉢を持ってみて軽くなったら】与えます。


タイムが水切れを起こしやすいのは、真夏の高温期と、年明けからの厳冬期です。
特に高温の乾燥期は、朝に水を与えても、昼過ぎには立ち姿のままドライになっていることすらあります。
夏の場合は、朝たっぷり水を与え、様子を見ながら必要に応じて水を足します。
コモン系とレモン系ではレモン系のほうが水切れを起こしやすいので、両方の系統を同じ場所で育てている場合はうっかり同じ水やり頻度にしないよう気を付けましょう。


【肥料】

タイムはあまり養分を好む方ではありませんが、葉をたくさん収穫したいときは、市販の園芸用土を使います。
肥料そのものを与えると強すぎることがあるため、園芸用土を周辺に足すか、園芸用土で植え替えを行うと良いでしょう。


どのハーブもそうですが、養分が多いと花は咲きにくくなり、逆に葉は茂ります。
収穫用に柔らかめの葉をたくさん育てたいときは、少量の養分をこまめに足し、水も水切れさせないように与えるのがコツです。


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【まとめ】

料理向きのタイムには香り別に3系統あります。
欲しいタイムは作りたい料理のイメージに合う香りから選ぶと良いでしょう。
それでも迷うときは、基本のコモンタイムを1本、レモンタイムを1本から始めるのがおすすめです。

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